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新中2 3月の学習計画

学年末試験が終わり、

「試験の点数」は確定していますが、

3月の修了式で通知表をもらうまで、

「入試に加算される評定」

まだ、わかりませんね。

 

学校の先生が、正式な成績を付けるのが

2月下旬から3月上旬。

この期間も「関心・意欲・態度」の観点は

授業中にバッチリ見られています。

気を緩めることなく、

学年末まで緊張感を保ちましょう。

 

そして、具体的な目標が見えにくい3月は、

どんな勉強をしたらいいのか?

学校の成績別に、

学年順位の上位・中位・下位に分けて、

それぞれの対策を検討します。

 

成績上位者

学年順位が、上位20%以内に入っている、

あるいは本気で学年トップを狙っている、

という生徒は…

英語

成績上位の生徒でも、

教科書を「隅々まで」読んでいる人は

意外と少ないんじゃないでしょうか?

 

注目してほしいのは、巻末の付録。

1年間に習った単語が、全て載ってます。

で、2年生になるまでにマスターして

ほしいのが「発音記号」です!

 

英和辞典には単語の読み方がカタカナで

書いてありますので、

「まぁ、だいたい読めればいいっかぁ~」

と思っている人も多いかもしれません。

 

でも、音の微妙な違いまで把握するには、

「発音記号」の理解は必須です。

重要性については「今の英語教育」

でも述べています。

発音記号だけを見て、

ネイティヴに近い発音ができるように!

 

もうひとつ、

英語で取り組んでいただきたいのが

「不規則動詞の過去形・過去分詞」です。

教科書の最後の章で、過去形は少しだけ

出てきますが、学年上位を狙うなら、

今のうちに「過去分詞」まで

マスターしておきましょう。

デキる生徒はもう全部、

覚えているはずです。

 

数学

「利用」と名の付くところ、全部。

計算問題は、どんなに難易度が高くても

解けるでしょうから、力を入れるべきは

「文章題」です。

 

「数学的な考え方」を鍛えること。

そして、初めて見る問題に対して、

今までに習得した、どの知識を使うのか?

暗記だけでは対処できません。

様々なパターンの問題に挑戦しましょう。

 

さらに余裕があれば、

2年生の予習に進んでもOK。

最初は計算問題ばかりです。

解き方さえわかってしまえば、

あとは練習問題を無限に解くだけです。

 

成績中位者

学年順位が真ん中あたり、

平均点はちょっと超えている、

という生徒は…

英語

「単語力の強化」です。

曜日・月の名前・序数・人称代名詞…

1年生の教科書だけでも、

たくさんの単語が登場しています。

 

全部、書けますか?

千葉県公立高校、入試の英語は

リスニングで単語の書き取りが出ます。

放送で何と言ったのか、正確に聴き取って、

正しいつづりで書かなければいけません。

曖昧な覚え方では、太刀打ちできないのです。

 

英語ではもうひとつ。

「習った文法事項、全部言えますか?」

「学校では一切、文法を教えていない」ので、

これらを列挙しても

「は? なんのこと?」

となってしまう生徒がほとんどです。

習った知識には名前を付けて、

頭の中で整理しましょう。

 

数学

「整数だけなら大丈夫なんだけど…

小数・分数が入るとちょっと…」

計算問題に不安を残していませんか?

 

小数・分数が混じった方程式、

解くなら今です!

分母の最小公倍数が見つけられれば、

一瞬で整数の式に変形できるんですが、

それには相当な練習量が必要です。

学校の授業があまり進まない、

今のうちに。

 

図形で復習しなければいけないのが

苦手なまま来年度に持ち越すと、

後が大変です。

このあたり、3年生になっても

できない人はできません。

最重要は「円錐の側面積」です!

 

成績下位者

学年順位はかなり下の方、

実は小学校の範囲から、ちょっと不安、

という生徒は…

英語

色々なことを復習しようと思っても、

テンション下がるだけです。

「教科書の3章まで」

be動詞の文と、一般動詞の文。

否定文、疑問文とその答え方。

まずはここまでを完璧にしましょう。

 

なんで、

Yes, it is.

No, it isn’t.

と答えるの?という質問はしないこと。

タダの丸暗記です!

勉強なんて、最初はタダの丸暗記ばかりです。

 

理解できているのであれば、

疑問詞で始まる疑問文や

名詞の複数形に進んでもいいと思います。

 

数学

分数が出てくると、

いつの間にか整数の式になってませんか?

方程式ならいいんです、方程式なら。

 

文字式の計算なのに、

勝手に分母を取り去ってしまう、

大胆な人が多すぎます。

 

「等式なのか?等式じゃないのか?」

この区別できないと、

後の計算問題、崩壊します…

 

関数や図形は急いで復習しなくてもいいです。

でも「文字の式」と「方程式」

ここだけは集中的にやりましょう。

2年生になってから、同じことを

また、やり直すハメになります。

 

まとめ

定期試験で点数の高い人は

「試験前にしっかり準備しているから」

と思われがちですが、実は違います。

 

「試験と試験の間」

「試験が終わった直後」から、

一定のペースを努力を続けているのです。

2月、3月、ここでの頑張りが

来年度の成績の伸びにつながります!

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