中学生のための 【正しい英語学習法】

高校受験

小学校で英語の授業が始まったせいか、

5・6年生と話していると、

「おっ!そんなことまで知ってるの?」

と思うことがあります。

 

現在進行形や過去形、

疑問詞で始まる疑問文など、

ほぼ中1で習う内容まで

カバーしているようです。

 

英語に興味を持って、

「英語の授業は楽しい!」

と思えるのは素晴らしいことなんですが…

中学校に入ると、一気に事情が変わります。

はい、「点数」が付くんです!

慣れ親しむ英語とは、サヨウナラです…

 

定期試験で点数が付くようになると、

「英語ができる生徒」

「英語ができない生徒」に分かれます。

 

小学校までは英語、大好きだったのに…

試験になったら点数が取れない!

「英語ができない生徒」

なってしまわないために、

【正しい英語学習法】を身に付けましょう。

英和辞典

まず中学校に入ったら、

「英和辞典」 を買ってください。

できれば、一冊の中に英和と和英の両方が

収録されているタイプがいいです。

 

驚くべきことに、中学校では

「英和辞典を買ってください」

という指導はしていません。

買うか、買わないかは任意です。

英和辞典もなしに、

いったいどうやって英語の勉強をしろと?

本当に謎ですが、

買うか、買わないか、どっちでもいい…

ではなく、必ず買ってください。

 

そして新しい単語、初めて見る単語は、

必ず「英和辞典」

調べる習慣を付けましょう。

発音記号まで、

見分けられるようになったら、

もう英語学習の第一段階はOKです。

詳しくは「今の英語教育」

もご覧ください。

文法問題集

中学校の教科書では、

章の初めは会話文・対話文です。

なんとなく日本語に訳し、

なんとなく単語を見て、

最後に、文法の説明を見たり、

ほとんど見なかったり…

「結局、何だったの?」

というのが、英語の授業です。

 

たまにALTの先生が来て、

「ハァ~ィ、エヴリワン!」

辛うじて覚えている単語を

つなぎ合わせての、英会話ごっこ。

 

これだけで、

「英語力」が身に付くわけ、ありません。

「試験で点数を取る」ためには、

学校の授業だけでは全く足らないんです。

 

その辺、

成績上位者はしっかりわかってますから、

塾でガチガチに「文法の勉強」をやってます。

もし、塾に通っていないなら、

などの「文法問題集」を買いましょう。

独学で進めるのは難しいかもしれませんが

学校の教科書の丸暗記だけでは、

英語は出来るようになりません。

基礎英語

リスニングは必須です。

千葉県公立高校 英語の入試問題は、

100点満点中、リスニングは33点分!

「リスニングは苦手ななんです…」

とは言ってられません。

 

じゃあ、学校でリスニング対策を

やってくれるのか?

言うまでもなく、全くやりません。

 

中3の受験直前になって、

「実はリスニングがぁ~」

と焦り始めても、

もう手遅れなんです。

 

そうならないために、

ラジオの「基礎英語」を聴きましょう。

NHKのホームページに飛べば、

ストリーミングでも聴くことができます。

 

共通テストが…

四技能が…

と、英語の話題には事欠きませんが、

基本は「読む」と「聴く」です!

 

学校の「文法を教えない授業」から

さらに一歩踏み込んで、

【正しい英語学習法】

を身に付けてください。

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