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個別指導塾の教室長 超ブラックな勤務実態

(2020年1月の記事です)

 

 

年明けから高校入試が終わるまで…

都道府県にもよりますが、2月末まで塾は休みなしです

 

それだけでも「うわぁ~!ブラック!」と言われそうですが…

実は受験直前期だけじゃなく、個別指導塾は普段からブラックなんです。

 

どれだけひどいか…

私の経験をお伝えしていこうと思います。

現在ブラックな職場環境にお悩みの塾長・教室長の先生方に読んでいただきたいです!

 

もちろん生徒さんや保護者の方々にも知っていただきたい内容ですので、よろしければ参考にしてください。

 

終業は早朝

だいたい午前4時です。

「何が?」ってなりますよね。

勤務終了時刻です

 

出勤時刻は午後2時。

生徒が来るのが5時頃。

で…夜11時前に生徒は帰ります。

そこから片付け・その日の振り返り・連絡事項・翌日の準備などなど…

 

速攻で終わらせても午前2時です

強烈なのは週に数回…会議があります。

それも午前1時から

スカイプで全教室をつないで「ハイ皆さん、お疲れ様でした~」と始まるのが午前1時

 

だいたい3時過ぎまでPCの画面を見つめながらの会議。

この間、翌日の準備などはできませんから…

会議が終わってすべての業務を終えると午前4時なんです。

ね、ブラックでしょ。

 

ぶっつけ本番!

翌日の準備は夜のうちにキッチリやっておくべきなんですが…

中にはいるんですよ、何も準備しない講師が。

 

他の教室に研修という名目で見学に行った時のことです。

生徒は5時頃に来ますので、私は指示された午後4時に教室に到着しました。

 

ところが教室が開いていません。

とりあえず車の中で待つことにして…

待っても待っても、誰も来ません。

時計は5時を回り、なんと最初に生徒が来ました!

その直後、教室長の車がブーン…

「いやぁ~早いですねぇ!」と満面の笑み。

 

生徒を見ると、別に驚くような様子はありません。

聞いたところ、いつもこんな感じだそうで。

先生より先に来ることけっこうありますよ。」

と言ってました。

 

社則で決められた出勤時刻は午後2時ですから、明らかに大遅刻。

 

しかもその日の準備を全くしていません

生徒が来て勉強を始めているのに「今日は誰が来るかなぁ?」と言いながらプリントを準備する。

予習もなしにぶっつけ本番で生徒に教えているわけです

これが全国170教室を展開する塾のエリアマネージャーですよ。

ね、ブラックでしょ。

 

離職率 高過ぎ!

実は私もその会社…

1年で辞めてしまいました。

 

最大の理由は直属の上司…

やたらボディータッチの激しい人で。

中3女子の頭はなでなでする。

小6男子に抱きつく。

高3男子にも抱きつく。

 

何かの勘違いで私にまで嫌疑がかけられたら…

最悪セクハラで逮捕ですからね。

年度末で退職しました。

 

お世話になったのは1年だけでしたが…

私が在籍中に退職した講師が2人。

私が退職後、1年以内に退職した講師も2人。

だいたい毎年2~3人は退職していることになります。

 

社長曰くうちで3年以上いたらベテランですよ!」

 

明け方4時まで仕事して、そこから「食事に行きましょう!」となることもあります。

そうなると帰るのは完全に朝です。

ね、完全にブラックでしょ。

 

毎日毎日、早朝まで仕事をしていたら身体が持ちません。

メンタルも徐々に蝕まれていきます。

 

日本全国の個別指導塾、すべてがこんな感じ…

とは言いませんが、これに近い塾はたくさんあるでしょう。

こんなブラックな塾から抜け出す方法はまた別の機会に

 

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