
卒業シーズンですね。
「6年生を送る会」や「卒業式」の準備で、慌ただしい日が続くと思います。
教科書の内容は終わっちゃったし…
「何も勉強することないなぁ~」と思っているあなた!
ここで気を抜いてはいけません。
中学校入学へ向けて、3月もしっかり学習計画を立てましょう。
ちなみに勉強以外の準備については
中高一貫に進学予定の人は
もご覧ください。
国語
漢字
小学校で習う漢字は1006文字。
読み・書き・部首・書き順、大丈夫ですか?
そして小中学生にはあまり知られていないことですが、公立高校入試の漢字書き取りは「小学校6年生までの漢字」から出題されます!
今のうちに6年生までの漢字を完璧にしておけば、高校入試も余裕です。
実力を試したい人は「漢検5級」の過去問にチャレンジしてみましょう!
四字熟語
漢字辞典に載っている熟語…
学校の宿題でたくさん調べたことがあると思います。
でもこの時期は、もう一歩踏み込んで「四字熟語」「三字熟語」をチェックです!
なぜなら…
出るんです!
千葉県公立高校の入試に!
中3になってから「四字熟語」や「三字熟語」を覚えようと思っても、そんな時間はありません。
早めの対策が必要です。
長文読解
読書好きな人にオススメ。
教科書に載っていた作品をもう一度読み直してみましょう。
算数
計算問題
数学が苦手な生徒は全員、ココができません!
↓↓↓
「分数と小数・整数の関係」
5年生の教科書の真ん中あたりです。
【わり算の商の表し方】
わり算の商は、わられる数を分子、
わる数を分母とする分数で表せます。
整数のわり算は分数に置き換えることができますよ!
という単元なんですが、私の印象では中学生の半分以上の生徒が理解していません。
わり算と分数はセットです!
割合と比
断言します!
「算数」の世界では「割合と比」が最重要単元!
「割合」は5年生、「比とその利用」は6年生の単元です。
「2つの数を比べる!」
やってることはこれだけですが、比例・反比例、一次関数、二次関数の考え方に、そのまま直結します。
また理科でも「水溶液の濃度」「飽和水蒸気量」など、割合の考え方を使った問題がたくさん出てきます。
苦手意識のある人は今のうちに復習しておきましょう。
理科
教科書では6年生の理科は11の単元で構成されています。
そのすべてが中学校の学習内容につながっています。
単元ごとに見ていきましょう。
1.ものの燃え方
→ 【中2】 酸素と結びつく化学変化
2.植物の成長と日光の関わり
→ 【中1】 光合成と呼吸
3.体のつくりとはたらき
→ 【中2】 生命を維持するはたらき
4.植物の成長と水の関わり
→ 【中1】 茎・根のつくり 蒸散
5.生物どうしの関わり
→ 【中3】 自然界のつながり
6.月と太陽
→ 【中3】 天体の動き
7.水溶液の性質
→ 【中1】 水溶液
8.土地のつくりと変化
→ 【中1】 大地の変化
9.てこのはたらき
→ 【中3】 運動とエネルギー
10.電気の性質とその利用
→ 【中2】 電流と磁界
11.生物と地球環境
→ 【中3】 自然環境とエネルギー資源
6年生で習った内容をしっかり復習することで、中学校の学習内容の基礎を固めることができます。
社会
6年生社会の教科書下巻。
約80ページありますが内容は「公民」です。
授業ではあまり時間をかけず、サラぁ~っと終わってしまったかもしれません。
でもこの範囲、基本は中3の公民と同じです!
最低限教科書で太字になっている言葉は覚えておきましょう。
また余裕があれば日本全国「47都道府県名」と「都道府県庁所在地」も。
中2になると全部覚えるまで小テストを繰り返します。

