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転塾すれば成績は上がるのか? 塾を変える時のチェックポイント

(2020年3月の記事です)

 

 

「1年間塾に通ったのに、全然成績が上がらなかった…」

「新学年だし、他の塾を探してみようか…」

 

3月は新規体験のお申込みをたくさんいただきますが…

「今、通ってる塾がダメだから。」という方…とても多いです。

でもちょっと待ってください。

本当に塾がダメなんでしょうか?

今回は転塾を検討し始めた時に確認していただきたいポイントをまとめてみました。

 

目標・志望校が決まっているか?

「塾に通う目的は何ですか?」

など…明確な目標がある生徒はしっかりと勉強を継続できます。

ところが志望校も目標も決まっていない生徒は、成績が下がっていても自分の行動を振り返ることができません。

「何が悪かったんだろう?」と真剣に考えることもせず…

塾を変えればいいんじゃないか?と安易に転塾を検討し始めます。

「成績が上がらないのは塾のせい。」

「成績を上げてくれる塾へ行こう!」

と塾に責任転嫁して、自分では全く努力しないまま…

いくつもの塾を転々とすることになります。

でも目標が定まっていなければ、どこの塾に行っても成果は上がりません。

塾長・教室長と面談をしたか?

月末になると…いきなり電話してきて「塾を辞めます!」という方がいます。

電話してくれるならまだいいです。

メールで「退塾します」だけの方もいたりします。

 

信頼関係が継続していると思っていても、ご家庭では「もう辞めたい」となってしまっている…。

急に辞めたくなってしまうのは仕方のないことかもしれませんが、せめて「辞めます!」と申し出る前に、一度は教室の責任者に相談していただきたいものです。

多くの生徒が在籍する中、すべてのご家庭に100%満足していただける指導を続けるのは、とても難しいことです。

不安なことや不満があったら、遠慮せずに連絡していただきたいのです。

「クレームになるかも?」

「モンスターペアレントだと思われたら嫌だな…」

そんな心配は要りません。

塾としては、ある程度のリクエストやクレームが来ることは想定内です。

相談をする中で「この塾長じゃダメだわ」と思ったら、転塾してもいいと思います。

でも話し合ううちに解決策が見つかって、前よりもキメ細かく見てくれるようになる、ということもあります。

ご家庭で一方的に結論を決めず、塾に要望を投げかけていただきたいのです。

内申対策をしてくれるか?

学校の定期試験は範囲をしっかり勉強すれば、確実に得点できます。

ただ「試験対策にどれだけの時間を割けるか?」は生徒によって様々です。

学年順位が上位1割に入るような生徒であれば、直前に教科書・授業の内容を軽く復習するだけで定期試験対策は終了です。

ところが学年順位が中位~下位の生徒にとっては、自分一人で定期試験の準備をすることは不可能です。

塾で範囲を分析してもらって、得点できそうな問題だけを集中的に勉強する必要があります。

内申点に直結する定期試験対策を、個別にやってくれる塾なのか?

日頃の学校の授業内容を逐一確認してくれる塾なのか?

自分一人で定期試験対策ができないのであれば、しっかり対策を立ててくれる塾を選ぶべきです。

まとめ

「集団から個別へ」

「個別から集団へ」

この場合…通っている塾との面談を重ねた上であれば、成功する可能性が高いと思います。

逆に失敗しそうなのは個別から別の個別へ

しかも転塾が2回目・3回目…となっていたら、ほぼ改善する見込みはないでしょう。

結局すべて塾任せで、自分では何の努力もしていないからです。

あちこちの塾を放浪しないように、まずはお子さんの学習意欲に合った環境をご検討ください。

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