サイトアイコン 進学塾PHASE 稲毛 / 小仲台

成績が上がる勉強法 中学生が家庭学習で心掛けることはひとつだけ!

千葉市の中学校は二期制ですので、前期の期末試験は9月上旬。

夏休み後半から、塾のカリキュラムは一気に試験対策へと変わります。

高得点を狙うには塾での問題演習だけでなく、家庭学習でも試験範囲を繰り返さなければいけません。

 

そこで、中学生が家庭学習で心掛けること。

なかの

同じ問題が試験に出たら解けますか?

勉強する目的

そもそも、何のために勉強するのか?

私が数多くの生徒を見てきた中で…

はっきりとした目的を持って、その目的に向かって実際に取り組める生徒は、中学生の上位約1割です。

それ以外…約9割の生徒は目的意識が薄いか、ただなんとなく勉強しているだけ。

「何のために勉強するのか?」

という問いに、正面から答えられません。

 

ハッキリ言って、中学生が勉強する目的は…

なかの

試験で点を取るためです!

「将来のため」とか「親に褒められたい」とか「友達に勝ちたい」とか…

人によって、様々な答えがあるでしょう。

でも、突き詰めて考えれば、

試験で点を取る

これ以外にありません。

 

時々、こんな塾の広告を見かけます…

「勉強の目的は、試験で点を取ることだけではありません。」

 

そりゃ確かに、点を取ること「だけ」じゃないですよ、勉強する目的は。

でも、まずキッチリ点を取らないと、何も始まらないんです。

定期試験では常に400点以上、偏差値60を超えないと、点を取ること以上の楽しみは味わえません。

中学生・高校生のうちは、ただひたすら試験で点数を取ることだけに、集中すべきです。

間違った勉強法

試験で点数を取ることを意識しないまま机に向かうと、生徒たちは次々と間違ったことをやらかします。

勉強時間を決める

「今日は3時間勉強しよう!」

「夏休みだから、朝から夜まで10時間の計画で!」

など、最初に勉強時間を設定してしまう人がいますが、これは全く意味がありません。

 

決めた時間、机に向かっていただけで満足してしまったり…

ただ座っていただけで、ほとんど勉強はしていない。

休憩と称して、何度もスマホをチェック。

そんなことが起こりがち。

勉強は○○時間やればいい、というものではありません。

 

勉強量・問題数を決める

「問題集の○○ページから△△ページまでやる!」

「過去問を□年分、一日で解く!」

などなど、初めに分量を決めてしまうのも、徹底的にダメなやり方。

 

塾で問題演習をしていると…

「終わりました!」「できました!」

と生徒たちは言いますが、解いた問題を完璧に再現できる生徒はごく一部。

ほとんどは流れに沿って解いただけで、試験で点が取れるような理解はしていません。

勉強は「分量」ではなく内容の理解です。

 

無駄な反復

学校の宿題に多いですね。

漢字練習で、同じ字を1ページ書き続けるとか。

英単語を30回、繰り返し書けとか。

 

もう覚えていることを何回も書くのは時間の無駄です。

また、書いただけで頭に入っていないのは労力の無駄。

 

覚えるためにくり返すのであって、繰り返したから覚える、というものではありません。

覚えるまでくり返すのが、正しい反復です。

成績が上がる勉強法

自分に合った勉強法は、自分で見つけるしかありません。

たくさん問題を解いて、間違いのパターンを発見し、その都度修正する。

試行錯誤の末、ようやく見つかるのが自分の勉強法です。

 

その第一歩として、すべての中学生に共通する勉強法。

それは目次の暗記

教科書の目次を覚える、ただそれだけ。

 

普通は教科書に沿って勉強するでしょうから、覚えようとしなくても目次に書いてあることは覚えるはずななんですが…

「今日は何を勉強したの?」と聞くと、答えられない生徒、けっこういます。

「文字式の利用です!」とか「一次関数の値の変化です!」と、目次に書いてあるテーマで答えることで、自分が何を勉強しているのかを確認しましょう。

 

そしてもうひとつ。

成績優秀者はほぼ全員、やってます。

問題解答解説の暗記

 

「結局、暗記???」

と言われそうですが…

そうです、暗記です。

特に重要なのが解説。

解説を読んで解き方を完璧に覚えてしまえば、同じような問題は簡単に解けます。

定期試験400点、偏差値60までは知識と解き方の暗記で到達できるのです。

 

そして塾でも家庭学習でも、問題を解くときは常に…

同じ問題が試験に出たら解けるか?

を意識しながら、取り組んでみましょう。

モバイルバージョンを終了