定期試験で400点以上取るための心構えと勉強法

高校受験

(2020年5月の記事です)

 

 

千葉市の中学校は6月1日から再開されるようですが…

定期試験は、いつになるんですか?

塾長
塾長

はい、サッパリわかりません!

年間の予定表が配られていないため、塾としては本当に困っています。

今年は夏休みが短縮されるでしょうから、最初の定期試験は7月下旬??

年4回の定期試験が実施されるかどうかも、定かではありません!

 

いくら休校期間が長かったとは言え、準備だけはしておかないといけないわけで…

今回は定期試験で400点以上取るための心構えと勉強法をお伝えします。

400点の生徒の偏差値

まず400点を取ることがどれだけ凄いか?

400点以上なら、全体での順位はどれくらいか?

PHASE塾生のデータをもとに…

 

400点を取ると、だいたい学年順位では上位15%~20%に入ります。

と言うことは、一般的に偏差値が25~75の範囲で算出されるとして…

偏差値65以上!となります。

公立高校だと学区内の上位3校を狙えるレベル。

千葉市の場合、学区内3番手は市立千葉ですが、大学受験では毎年早慶に30~40人合格しています

やはり定期試験で400点以上を取れれば、未来も明るい!と言えそうです。

目標設定

さて「5教科で400点!」と言うと各教科80点ずつかぁ~!

と思う人がいますが、これが大間違い。

80点を意識してしまうと、たぶん80点…取れません。

5教科380~390点あたりに落ち着くんじゃないでしょうか。

400点以上を目指すなら各教科90点以上を目標に設定すべきです

「入試レベルを超えるような難問は取れないとしても、それ以外は全部取る!」ぐらいの気合いで。

PHASEを開校してからは千葉市立稲毛中・小中台中・朝日ヶ丘中の試験問題しか見ていませんが…

教科書・ワーク・用語集に載っていない公立高入試のレベルを明らかに超える問題が1~2問必ず出題されます

満点を狙うのはちょっと無理があるので、90点以上を目指すのが現実的ですね。

予習型の学習計画

PHASEでは予習型・復習型の生徒の割合はほぼ半々ですが…

復習型の生徒は全員、5教科300点台です。

400点以上を目指すなら、日頃から予習中心のカリキュラムで学習を進めるべきでしょう。

 

理想は学校より1章、先まで。

ワークを完璧に解ける状態まで仕上げた後で、学校の授業を受ける。

そうすることで授業が復習になり、早い時期から過去問レベルの発展問題に進むことができます。

準備期間

定期試験が近づくと、2週間前からは試験の準備…

などと言い出す人がいますが、もうこの感覚が全然ダメ。

試験のための準備期間なんて作っちゃダメです

2週間前になって気持ちを切り替える、なんて人は普段は何もやってません。

「試験前だけ、やればいいや…」

そんな甘い考えでは、400点以上は取れません。

 

勉強は毎日やるもの

むしろ試験前の2週間は、最後の調整!くらいのイメージを持ってもらいたいものです。

入試問題を意識

「定期試験が終わると、覚えたことを綺麗サッパリ忘れちゃう!」って人がいますが…

いやいや、ちょっと待って!

あなたが今勉強してるのは、何のため?

もちろん定期試験のためでもあるでしょうが、最終目標は入試のはず。

やってる勉強内容は当然入試にもバシバシ出ます!

ですから常に入試問題を意識した勉強を心掛けなければなりません。

教科書で学ぶ内容が入試に出やすいのか、そんなに出ないのか。

入試問題との関連性を中学生が一人で判断するのはなかなか難しいと思いますが…

そんな時は是非、塾の先生に聞いてみてください。

定期試験の出題内容が入試になるとどう出るか?

塾の先生は、すべてを把握しています。

先を見据えた勉強を続けることが、400点キープにつながります。

まとめ

厳しい言い方になりますが…

5教科合計が300点台だった人は、大学入試で上位校に合格することはほとんどありません。

GMARCHや日東駒専に進学するような生徒は皆中学生の時には400点以上をキープしています

学校が再開して、いきなり試験!なんてことはないと思いますが…

定期試験がいつになっても大丈夫なように、日々の勉強を積み重ねましょう。

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