2019年12月10日です。
都内私立中入試まで2ヶ月を切り、6年生は過去問に取り組みながら、苦手単元と格闘していることと思います。
進学塾に通っているお子さんであれば、基本は塾のカリキュラム、塾のスケジュールに合わせて…となるんでしょうが、ここからは時間との闘いでもあります。
如何に効率的に、入試本番で得点を伸ばせるか?に集中しなければいけません。
そうなると、「塾だけでいいの?」という疑問が湧いてくると思います。
生徒数が10人以上の集団指導になると、講師はある一定の水準に合わせて授業を展開します。
当然、一人ひとりの苦手・弱点を解決することはできません。
授業後に質問に行けば、わからない問題には答えてくれるはずですが、
何問も続けて…
というわけにはいかないのが現実です。
どうしても、時間的に無理があります。
実際、S社やY社に通っているお子さんでも、週に1~2回は個別指導の塾に通っていたり、家庭教師と契約したりして弱点克服に努めている、というのはよく聞く話です。
5年生から6年生に上がる時点で、実績のある、有能な家庭教師は既に予約で埋まってしまっている、ということも多々あります。
あと2ヶ月弱、
「今から家庭教師を依頼すべきか?」
費用面でもし問題がないなら、私は迷わず「依頼すべきです。」とお答します。
なぜなら、お子さんがどこでわからなくなっているか、どこで躓いているかは、個別指導でなければ見つけられないからです。
例えば算数の文章題で、仮に不正解だったとしても、それが正解のほんの一歩手前の間違いなのか、それとも基本の理解が不足していて、最初からやり直さなければいけない状態なのか、お子さんの手の動き、考える過程を間近で見続けて、会話をしながらでないと判断できません。
お子さんにとっての課題をピンポイントで解決し、今から得点力を伸ばすには、個別指導、家庭教師が最も効果的なのです。
とは言うものの、もう12月です。
今から家庭教師を探して、果たして良い先生が来てくれるのか?
中学受験専門の家庭教師センターに問い合わせてみる、というのが正攻法だと思います。
そこで、電話応対がほんの少しでも悪かったら、一発アウトでしょう。
緊張感がMAXに向かうこの時期です。
お子さん、親御さんの気持ちに寄り添えないような家庭教師センターでは話になりません。
電話応対が完璧。
まずここがスタートラインです。
そこで要望を伝えてみて、「はい、お子さんにピッタリの先生がいます!」というのも要注意。
この時期、そんなピッタリの先生が、空いているわけありません。
諸々の長所・短所を織り交ぜて、体験を受けていただいてからご検討ください。
となれば、少しは信用できるかもしれません。
志望校合格へ向けて、今は同じぐらいの実力で並んでいる受験生も、ここからの学習、コンディショニング次第で合否が分かれます。
模試の判定がちょっと…というお子さんでも、やり方次第で一発大逆転は可能なのです!