明日は２月１日。
多くの私立中学で、入試本番を迎えます。
そこで今回は、中学受験前日に、
やってはいけないことリスト！
新しい問題を解く
何と言ってもコレがナンバー１！
入試前日は、今まで解いてきた過去問、
総合問題を見直すのが鉄則です。
慣れ親しんだテキストを初めから終わりまで
じっくり確認するのもいいでしょう。
どんなに不安になったからと言って、
見たこともない、
触ったこともない問題を手に取るのは
絶対にＮＧです。
「コレ、解けそうだな…」
と思って始めてみたら、
実は意外に難しかった…
解説を読んでも、よくわからない。
塾の先生にも、聞く時間はない。
「もしかしたらコレ、
明日出るかもしれない…」
と、不安が増すばかり。
しかも、抱えなくてもいい、
本当に無駄な不安です。
前日は、
「やったことのある問題」
だけに絞りましょう！
豪華ディナー
「明日は本番なんだから、
しっかり栄養をつけて…」と、
普段食べないような、
手の込んだお料理を作っちゃうお母様が
いらっしゃいます…。
お気持ちはわかります。
でも、ステーキとかハンバーグとか
高カロリーで脂っこいメニューは
避けていただきたいのです。
胃がもたれて翌日キツイです。
お腹がもたれないように…
と思って、軽めのメニューにしても、
それはそれでダメです。
おかゆとか、雑炊とか、
なぜか夕食なのにサンドイッチとか…
すぐ空腹になって、夜中に起きちゃいます。
また、要注意はナマもの。
いくら寿司や刺身が好きでも、
前日は絶対ダメです。
何が起こるか、わかりません。
しっかり火の通った料理にしてください。
あまり深いことは考えず、
普段から、食べ慣れてるもの、
お子さんの好きなメニューを
いつものように作るのがベストです。
早寝
試験会場が遠いとか、
翌朝、出る時間がいつもより早いとか、
「とにかく、今日は早く寝なきゃ！」と、
いつもならまだ塾にいるような時間に
寝ようとしても、たぶん寝付けません。
と言うより、
緊張して眠れないのが普通なんです。
「早く寝なきゃ！」
と思い込むのが一番危険。
対策としては、
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。
身体をちょっと温めて、
そのまま寝床につく。
寝付けなかったときのことを想定して
「眠れなくても、とにかく目を閉じる」
ずっと目を閉じていれば、
いつか寝ちゃうもんです。
「寝よう、寝よう！」と、思わないこと。
これはお父様、お母様もです。
励ましすぎ
「○○ちゃんなら、大丈夫！」
「自信、持ってね！」
「お母さん、信じてるから！」
入試当日の朝、校門前で、
大声で叫んじゃってるお母様も
いらっしゃいますが…
完全に、アウトです。
お子さんを元気付けよう！
不安を取り除いてあげよう！
自信を持たせてあげよう！
親御さんは、色々なことを考えると思います。
でも、自信を持つか、不安になるかは
受験生本人の問題です。
親・兄弟だからと言って、
とやかく言われたくないんです。
「いつも通り」
「普段通り」
の会話でいいんです。
中学受験を経験された親御さんであれば、
ご自身の体験を語る。
それだけでいいと思います。
入試前日に
このブログを読むヒマがあって、
「そうだよねぇ～」
と思っている方であれば大丈夫、
きっと合格するでしょう！
