緊急事態宣言はいつまで続くんでしょう?
このままだと、5月末までは行きそうな雰囲気ですよね。
そうなると、学校では「授業時間を確保しなきゃ!」となって、夏休みが大幅に短縮されると思います!
実質、8月の3週間程度に落ち着くんじゃないでしょうか…。
期間が短くなることで「夏休みの宿題」も例年より少なくなることが予想されます。
でも!!!
自由研究だけは、キッチリやって提出しなさい!
って、言われると思いますよ。
皆さんの、学校の先生…。
ほら、いかにも、言いそうでしょ…。
だったら、夏休みに慌てることのないよう、今!!
GW中にやってしまえばいいわけです。
もし「今年の夏休みは、自由研究の提出なしです!」となったら、来年まで温めておく、ということで。
自由研究のテーマを探そう
中学生だから…とか、研究だから…と難しく考えず…
日常生活の中で、疑問に思ったことや興味を持ったことから探せばいいんです。
しばらくの間、動物園や博物館は休館ですが、今なら本やインターネットからでもテーマを探すことはできるはず。
- 実験
- 工作
- 観察
- 料理
など、最初は大まかなジャンルから考えていきましょう。
自由研究のテーマの決め方
ジャンルが決まったら、具体的に「どのような研究がしたいのか?」を考えます。
無理なテーマは避ける
いくら興味のあることでも、数万円規模の、莫大な費用のかかるものはダメです。
また、何度も足を運ばなければいけないような大がかりな調査や、市販されていないような特別な装置を使うのも、現実的ではありません。
「何の」「どんなこと」を研究したいのか?
たとえば、「水の研究」と決めたとしても…
- 水の蒸発
- 水の膨張
- 水の流れ
- 水の利用
- 水から氷へ
などなど、いろいろなテーマが考えられます。
「どんなこと」について研究するのか、具体的に絞り込む必要があります。
自由研究の進め方
テーマが決まったら、研究の流れや全体像をイメージしましょう。
計画を立てる
実験や観察の手順をハッキリさせて、研究全体の計画を立てましょう。
時間や日程をギリギリで設定してしまうと、天候不順でスケジュールに狂いが生じたり、再実験・追加実験が必要になったりします。
余裕を持って、無理のない計画を立てることが大切です。
予想を立てる
実験や観察の前に、どのような結果が出るかを予想してみましょう。
予想することで実験や観察の条件が具体的になり、購入する物や実験内容がハッキリしてきます。
自由研究では、材料や器具も自分で用意しなければなりません。
身近な物を工夫して使うことも、心掛けましょう。
データを収集する
実験や観察のデータは正確に記録しましょう。
条件によって結果が変わってくることがあるので、日時や気温は必ず記録しなければいけません。
条件を変えて比較するような実験では、比べる内容以外は、すべて等しい条件になるように注意します。
結果を考察
結果が出たら、なぜそのような結果になったのかを考えてみましょう。
実験が上手くいかなかったり、予想外の結果が出てしまったときには、何がいけなかったのか?
やり方や手順を振り返ることです。
期待通りの結果が出たら、レポートをまとめます。
レポートのまとめ方
どんなにいいテーマを選んで、実験がバッチリ上手くいったとしても、レポートがまとまらないと、自由研究は評価されません。
他の人にわかりやすく、正確に伝えるために、必要なことを順序よくまとめましょう。
表紙
- テーマ名
- 学年・組・名前
- 研究期間
導入
- 研究テーマ
- 動機と目的
- 準備 (材料や器具)
本文
- 研究の方法
- 結果
まとめ
- 考察
- 感想と反省
レポートは文字や数字ばかりだと、読んでて疲れます。
図や表、グラフや写真などを入れて、よりわかりやすい、迫力あるレポートに!
気合いを入れて頑張れば、自由研究は3~4日で終わります。
残念ながら今年は、外出自粛のGWです。
先を見越して、今のうちにやっちゃいましょう!