時は昭和50年代…
私が小学校6年生の時、突然…学校で洋楽が流行り始めました!
衝撃ですよ。
いきなり金髪・青い目のお兄さんの写真が飛び交うんですから。
- デュラン・デュラン
- カルチャークラブ
- カジャグーグー
などなど…
聞いてみると、何やらイギリスのバンドだと。
曲は全部、英語だと。(←当たり前だ)
カセットにダビングしてもらって… (←意味がわからない人は、おうちの人に聞いてください)
まず感じたことは、
「歌詞は全然わかんないけど、何か…かっこいいじゃん!」
これが洋楽との出会いです。
洋楽はかっこいい
たまたま最初に聴いたのが、超ビジュアル系だった…
というのもありますが、
「洋楽を聴いている自分はかっこいい」
「洋楽に興味を持っている自分は、一歩先を行っている」
と、どんどん勘違いが加速するわけです。
幸いなことに、私は純粋に「洋楽はかっこいい!」と思えました。
でも逆に、「洋楽を聴いても何とも思わない人」もいるわけです。
実は、ここが非常に大きな分岐点になります!
「洋楽はかっこいい!」と思っている人は、どんどん英語を吸収しようとします。
文法や長文読解の学習になっても、ほとんど苦痛を感じませんし、試験でもけっこう点が取れちゃったり…
洋楽を聴くことが、英語の学習にプラスになる人です。
逆に「洋楽を聴いても何とも思わない人」は、そもそも英語に対する興味・関心が薄いですね。
単語を聴いても、ただの音の羅列と捉えているようです。
英語が好き!という感覚もほとんどないので、成績は…まあ人それぞれ。
このタイプの人は、洋楽を聴いたからと言って、特にプラスの効果はないでしょう。
無理に洋楽を聴く必要はありません。
リスニング学習法
では「洋楽はかっこいい」と思っている人が、洋楽を英語の学習に活かすには、どうしたらいいか?
何となく聴いているだけでは、ただノリノリの人、で終わりです。
洋楽を英語の成績アップにつなげるには、方法があります!
① 単語を聴きとる
曲の中で、知っている単語が出てくるか?
いくつくらい、出てくるか?
ほんの少しでも、歌っている意味がわかるか?
最初は、聴こえてくる単語なんて、ごくわずかでしょう。
でも、「あっ、知ってる!」
と思えることが、とても大切です。
② 歌詞を見ながら聴く
よほどマイナーな曲じゃない限り、ネットで検索すれば、歌詞はすぐ出てきます。
曲を聴きながら、歌詞を目で追ってみる。
追いつけなかったり、どこを歌ってるか、わからなくなることもあるでしょう。
でも何回か聴けば、だんだん目が慣れてきます。
単語と単語の微妙なつながりも、次第に読めるようになります。
ここで、わからない単語は辞書で調べてしまいましょう。
英文の歌詞と、日本語訳を比べることができればベストです。
③ 曲に合わせて歌ってみる
ここまで来ると、もうだいたい歌の意味は把握できているはずです。
そうしたら、歌詞を見ないで、曲に合わせて歌ってみる。
単語を覚えていなければ、一緒には歌えません。
曲とともに、アルファベットがピコピコ浮かんでくる。
暗記してしまうくらい歌えれば、いつでも文化祭で、披露できます!
曲選びの基準
どんな曲を聴くか?
やはり、「かっこいい」と思えることが一番重要なんですが…
ラップやヒップホップ、メタル系は、お薦めしません。
速すぎて聴き取れないことがあります。
また、俗語・スラングの類が多くて、あまり学習に役立ちません。
好きなジャンルで、「ひとつひとつの単語が、聴きとれるくらいのテンポ」の曲がいいでしょう。
そこで私のお薦めは…
BOSTON : Don’t Look Back
Air Supply : Lost in Love
JOURNEY : Don’t Stop Believin’
Kansas : Dust in the wind
Bee Gees : First of May
ちなみに、金髪・青い目のお兄さん達は
↓↓↓
コレです♬