2020年2月24日です。
千葉県公立高校 後期選抜まで、あと一週間。
学校では、前期選抜で受かった生徒と、まだ頑張らなければいけない生徒が、ひとつの教室にいるという…
解放感と緊張感が入り混じって、後期を受ける生徒にとっては、しばらく苦しい日々が続きますが…
後期選抜へ向けた準備については、
を、ご覧ください。
今回は、前期選抜で受かった生徒を対象に。
春からの新生活、高校に入ってから、幸先良くスタートにするために、3月の学習計画を考えます。
国語
「えっ?」
「国語って、何かやることあるの?」
と思っている人がほとんでしょう。
ありますよ。「助動詞」です!
高校へ行くと、国語は「現代文」と「古文」に分かれます。
そこで、ほとんどの高校生が苦戦するのが、「古典文法」の「助動詞」です。
「中学の文法も、なんとなく適当にやってきたのに…」
という生徒にとっては、とてもインパクトのある展開が待っています。
現代文の文法だけでなく、古文の文法、そう「古典文法」が始まるのです!
その中でも、特に暗記量の多いのが「助動詞」。
詳しく説明しようとすると、相当な文章量になってしまいますので、中身については省略で。
まあ、とにかく覚えることが多いんです。
で、じゃあ高校入学前に何をするか?
というと、まずは「現代文の助動詞」をしっかりと復習しましょう!
「意味」と「基本形」が言えるように。
助動詞を全部、覚える必要はありません。
ない → 否定
たい → 希望
らしい → 推定
そうだ → 推定・様態・伝聞
って感じで、わかっていればOKです。
数学
数学は、絶対コレ!
「たすきがけの因数分解」
acx²+(ad+bc)x+bd=(ax+b)(cx+d)
昔は中3の教科書に載ってたんですが、出来る生徒がほとんどいなくて、教える側としては「もう、マジ無理!」っていう単元でしたね。
いつの間にか高校数学へ移行になり、「高校生になれば出来るかな?」と思いきやこれまた、できない高校生が続出!
ポイントは、
「かけ算の組み合わせを、何通りも考える!」
気合いで考え続ければ、いつか答えは出るんですけど、ワケわかんなくなって挫折する人、とても多いです。
高校の教科書や問題集が身近にない人は、塾の先生に相談してみましょう。
PHASEでは、新高1の数学…
3月はひたすら計算練習です。
英語
4技能とか、会話力とか、英語教育に関しては色々言われてますが…
まずやるべきは「単語」と「文法」です。
中1から中3までの教科書、全部 引っ張り出してください。
「受験が終わったから、もう教科書なんて要らな~い。」
なんてことは、ありません!
教科書の巻末、「付録のページに載ってる英単語」を全部覚えましょう。
文法については、教科書の説明だけでは少なすぎるので、まとめの問題集を一冊、時間をかけて解いた方がいいです。
「中学までは英語、けっこう出来てたのに…」と言いつつ、高校に入った途端、文が読めなくなっちゃう人はひとつひとつの文法の理解が不十分です。
- 不定詞と動名詞
- 受動態
- 現在完了
- 関係代名詞
このあたりは、どんな問題が出ても解けるようになっていなければいけません。
まとめ
「3月はとりあえず遊んじゃって、勉強は4月から…いやいや、GW明けからでいいかな~」
なんて考えていると、崩壊しますよ。
近頃の大学入試は、推薦での合格者の割合がとても多いんです。
と言うことは、高1の最初の定期試験から気を抜いてはいけません!
3月は高校からの宿題+α、出来る範囲で予習を進めましょう。