中学生の学力格差 塾講師から見た【デキる生徒】と【デキない生徒】の境界線

高校受験

定期試験の点数や通知表の評定は生徒の実力を知るための明確な指標ですが…

長年講師をやっていると、数値には表れない生徒の底力のようなものを感じることがあります。

学年順位はそれほど高くないのに、どこかキラリと光るものを持っていたり…

3年生の後半から急激に伸びるかも…?と期待を抱かせてくれるような生徒。

なんとなくデキる!」「デキそうに見える!

そういう生徒たちは他の中位~下位グループと何が違うんでしょう?

 

 

それは…

塾長
塾長

暗記に対する気合いです!

気合いって何だ?

基本的に私は「気合い」とか「根性」という言葉は、あまり好きではありません。

精神論で片付けようとする姿勢は、ほとんど何も考えていない証拠です。

「頑張ればなんとかなる?」

「いいえ、なりません。」

でも必死に頭を絞って、考えに考えて、出来ることをすべてやったとして…

その後に勝負を分けるのは、やっぱり「気合い」とか「根性」。

これは紛れもない事実です。

1点を争う勝負では、最後まで気持ちを切らさなかった人が勝ちます。

心の奥底から湧き上がる情熱

これが気合いです。

デキる生徒の考え方

デキる生徒デキそうに見える生徒は気合いで暗記します。

暗記に対する恐怖心や嫌悪感がほとんどないんです。

 

数年前、小6の終わりに塾に入ってきた女子生徒の例を…

彼女は小学生のときに英語を勉強した経験がゼロ。

アルファベットも大文字しか書けない!という状態で入塾してきました。

中学校入学にあたり、少しでも英語に慣れておきたい!というわけです。

 

小文字は一日で覚え、少しずつ英単語に進もうか…と思っていたところ、

先生これ、覚えるだけで

いいんですか?

私が「おっ!」っと思ったのは、覚えるだけ…のだけ

覚えるだけでいいなんて、超ラクチン!というのが彼女の感覚です。

 

英和辞典をパラパラめくりながら、ぶつぶつ独り言。

発音・アクセントの確認まで、抜かりがありません。

そんな調子で1ヶ月…

【無料音声アプリ対応】高校入試 でる順ターゲット 中学英単語1800 四訂版 (高校入試でる順ターゲット)

ターゲット1800のレベル1とレベル2、800個を覚えました。

先日久々に連絡があり、英検準1級を受けて「まあまあ出来ました!」と豪語するまでに成長しています。

 

デキる生徒は、暗記した先を見据えています。

覚えてからが勝負!

覚えたことを組み合わせたり、覚えたことを使って考える。

暗記は考えるための道具集めなんです

よりたくさんの道具や武器を持っていた方が戦いが有利になる。

暗記すること、覚えることはすべて自分のため。

それがわかっているので、気合いでどんどん暗記できちゃうのです。

 

デキない生徒の考え方

漢字・英単語・社会の地名や年号…

覚えることが嫌いな生徒は「暗記」に対する考え方が根本的に間違ってます。

 

ひとつは覚える時間を作ってません。

なんとなく教科書を読んだり、ワークに答えを書き込んでいけば、そのうち自然と覚えるだろう…

そんな風に考えてます。

試験になって初めて「覚えてない」ことに気付く。

原因を探ることもせず「なんか覚えられないんです…」と白旗宣言。

暗記するには集中して覚える時間を必ず作りましょう。

ふたつ目は繰り返さない

正確に言うと繰り返さないと覚えられない!ということが、わかってません。

1回や2回やっただけで覚えられたら、学年トップになっちゃいます。

普通は覚えては忘れ、また覚えては忘れ…を繰り返し、何度も何度も覚え直して、ようやく暗記できる。

そんなもんです。

繰り返してもいないのに、またしても「なんか覚えられないんです…」

なんとしても覚えようとする気合い根性がないんですね

 

学校でも塾でも、先生に「私暗記が苦手なんです…」とは言わない方がいいです。

ドライな先生からは「あぁ~この子ダメだな。」とデキない生徒として認定されちゃいますよ。

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