成績が上がる勉強のやり方。
それは…
「人それぞれ違います!」
世の中には…
など、「おっ!?」と思うような書籍がたくさん出版されていますが、それをただ真似すればいいか?と言うと、決してそんなことはありません。
巷にあふれる勉強法や記憶術は、ひとつのサンプルです。
読めば読むほど「なるほど!」と思わせてくれるのですが、それだけで急激に暗記ができるわけじゃないですし、試験の点数が上がることもありません。
とりあえず読んでみて、本に載っているやり方を自分なりに試してみて、合うか合わないかを確かめてみる必要があります。
また最近は本だけでなく、Twitterや動画などでも様々な勉強法が紹介されていますから、まずやってみる!
そこからです。
塾に寄せられるお問い合わせの中にも、
「うちの子、勉強のやり方がわからないんです…」
と言う方、けっこういます。
もしかしたら、何か必殺の勉強法があって、それをマスターしたらグングン成績が上がる!と思っているんでしょうか?
「ありませんよ、そんなの。」
ただ今まで、あまり熱心に勉強してこなかった生徒に、いくつかの方法を提示することはできます。
教科ごとに、教科書の読み方やノートのまとめ方、問題の解き方など、「こんなやり方がありますよ。」と、勉強の入口をお見せすることはできます。
でも、結局やるのは生徒ですから…
いくら塾がやり方を広げても「いや、勉強嫌いだし。」
「別に成績上がんなくてもいいっす。」と言われたら、ハイ終了。
「まず、やってみよう!」
と、スタートラインに立たないと、やり方がどうのこうの言っても始まらないのです。
で、結局どこへ向かうか?と言うと、
- 大量の問題演習
- 大量の暗記
これだけです。
順序はどちらでもいいです。
問題を解きながら覚える、でもいいですし、まず暗記して、すぐに問題を解いてチェックする。
どちらでもOKです。
そうやって、大量の問題演習&暗記をしながら、様々な方法を試行錯誤する中で、自分に合った勉強のやり方が見えてきます。
半年、1年かかるかもしれません。
定期試験を2~3回、そこでようやく成果が見え始めるかもしれません。
勉強のやり方は、誰かに教えてもらうものではなく、「自分で見つけ出すもの」なのです。
「なぁ~んだ、やっぱり頑張んなきゃいけなのか…」
そう思っている皆さんへ。
やっちゃいけない「最悪の勉強法」ならありますよ。
心当たりがある人、いたりして…
それは、「友達と一緒に勉強!」
ショッピングモールのフードコートで、中学生・高校生が4~5人、時にはそれ以上、寄り集まって参考書・問題集を広げて、何やらわちゃわちゃやってるのを見かけますが、アレは絶対、やめた方がいいです。
本人たちは勉強してるつもりなのかもしれませんが、何も頭に入ってません。
と言うか、見ていて痛々しいです。
「友達の家に集まって、みんなで勉強!」
と、テンション上昇してる生徒もいますが、コチラもフードコート軍団と同じ。
スマホゲームの攻略法ぐらいしか、身に付かないでしょう。
勉強は、孤独との闘いです。
試験中は、誰も助けてくれません。
でも大丈夫。
「自分だけの勉強法」を手に入れれば、必ず成績は上がります。