学校が休校になってからも平常通りの営業を続けてきたPHASEですが、さすがにGWはお休みをいただきました。
ほんの数日ですが「勉強」から離れることで、永遠のテーマが頭をよぎります。
そもそも、勉強って必要?
勉強なんて やらなくていい?
小中学生に質問です。
「勉強って、やらなければいけないものでしょうか?」
さあ、どう答えますか?
塾の経営者がこんなこと言ったら、不謹慎かもしれませんが…
でもふと、思います。
「別に勉強なんてしなくても…」
勉強しなくても、立派に生きてる人はたくさんいます。
生きていく上で、「勉強」は必要不可欠!とは言えないかも…。
まあ、小学校と中学校は義務教育ですから、なるべく通った方がいいとは思いますけど。
手を抜いたところでペナルティーもない。
成績が悪いからって、命を取られるなんてことは、絶対にありません。
「だったら勉強なんて、やらなくていいじゃない?」ってなりますよね。
将来の自立
いや、でもちょっと待って。
「じゃああなたは、どうやって生きていきますか?」
衣・食・住が完璧に保障されていて、収入の心配をすることなく生活している小中学生に、こんな質問を投げかけても意味ないかもしれません。
でも「いつまでも、親が面倒を見てくれるわけじゃないですよ!」と、私は言いたい。
いずれは親元を離れて自分の家庭を持つか…
長男・長女なら、実家に留まって、老いた親の面倒を見る側になるかもしれません。
いつまでも「守られる立場ではない!」ということです。
生きていく以上、何らかの収入源を見つけて、お金を稼いでいかなくてはいけないのです。
収入を得るには…
じゃあ、どうやってお金を稼ぐの?
お金を稼ぐって、簡単なことじゃないですよ。
収入を得る方法をザックリ分けると…
- 自営業
- 会社員
- 公務員
もちろん他にも働き方は色々ありますが、大まかに分けたら、この3つでしょう。
この中で「勉強しなくていいもの」って、ありますか?
プロスポーツ選手は個人事業主なので、一応、自営業の中に入れるとして…
メジャーリーグでヒットを4000本打ったり、10歳でFCバルセロナの下部組織に入れる人は、もしかしたら、あんまり勉強してないかもしれません。
でもイチローは英語ペラペラですし、久保くんだってスペイン語でインタビューに答えてます。
彼らは「学校の勉強」は、そんなに頑張ってやってないかもしれません。
一方で「生きていくための勉強」は、超ハイレベルなところまでやっています。
自営業はそれぞれ、その道のプロなので、高い専門性を持つために必要な勉強をしているもんです。
では「会社員だったら?」
「勉強が必要なのは事務職だけ?」
なんて思っていたら大間違い。
営業職だったら商品知識、トーク術などの営業スキルを学ばなくてはいけません。
技術職ならマニュアルはすべて暗記。一瞬のミスが大きな事故につながります。
頭を使ってノウハウを覚えることは、会社員にとって必須です。
公務員は一番わかりやすく、採用試験があります。
真面目に勉強してないと、受験資格すらありません。
勉強は生きていくための手段
どんな道を選んだとしても、「仕事をしていくための勉強」「生きていくための勉強」は必要なわけです。
「勉強」は、収入を得るため、お金を稼ぐための手段にすぎません。
将来必要となる、あらゆる勉強の基礎の基礎が「学校の勉強」です。
飛びぬけた才能や能力がない人は、まず「学校の勉強」を地道に頑張ること。
そこから自然と、将来が開けていくのです。