千葉県公立高校入試まで、あと2ヶ月です。
「終わっていない単元がある!」
「過去問買ったけど、全然解いてない!」
「もう2ヶ月しかない、どうしよう…!」
と、日に日に不安が増している頃ではないでしょうか?
友達の勉強自慢が気になる…
焦るばかりで、勉強しても頭に入らない…
出来たはずの問題が出来ない…
などなど、思うようにいかないことが多いかもしれません。
でも受験生であれば、条件は皆同じです。
解かなければいけない問題も同じ。
与えられている時間も同じ。
勉強する環境は、それぞれちょっと違うかもしれませんが、
「頑張らなければいけない」ことに変わりはありません。
逆にこの時期、「まだ2ヶ月もあるし、大丈夫でしょ!」などと思っているとしたら、それこそ危険です。
余裕を振りまいている受験生がいたとしたら…
たぶんその人は全く自分が見えていないか、もう受験そのものを諦めている。
投げやりになっている可能性が高いので、近寄らない方がいいと思います。
受験生であれば、これからの2ヶ月をどう過ごすか、真剣に思い悩んでいるのが普通です。
そこで、冬休みから入試直前期までの戦略について、考えていきたいと思います。
やるべきことは、3つです。
- スケジュール作成
- 過去問分析
- 苦手範囲克服
まず、スケジュール作成について。
気を付けるべきは、ほど良い時間設定です。
中3生がスケジュールを立てると、やたら自分に厳しくなる傾向があります。
睡眠は〇時間、勉強時間は△△時間…
とか、2時間やって10分休憩、これを最低5セット!
とか「それ、毎日続けるの無理じゃない?」
と思えるようなスケジュールになりがち。
無理して体調を崩し、何日も寝込んでしまうようでは、
元も子もありません。
気分的に凹まない程度の、柔軟な時間設定で。
うちの塾なら冬休み中、8時間はできますから、
時間に関して、あまり深く気にする必要はないんですが、
塾の時間が限られている人は、家庭学習の時間設定について、
早いうちに塾の先生からアドバイスを受けると良いでしょう。
次に、過去問分析。
理科の天体や、公民の経済・国際分野など、
まだ学習が進んでいない範囲があるかもしれませんが、
現時点での自分の実力を知るために、過去問は積極的に解くべきです。
解いたら、正答率との比較を忘れないこと。
基礎的な問題で間違えていないか、細めにチェックしましょう。
また、自分のライバルになりそうな層が、どれくらいの正答率なのか?
わからなければ、塾の先生に聞いてください。
受験する高校ごとに、
この高校なら正答率〇〇%以上の問題は解けなければいけない、
というラインがあります。
極端に正答率が低い問題に気を取られることなく、
大まかな出題傾向を把握しながら、
自分が取るべき問題に集中することが重要です。
最後に、苦手範囲克服。
過去問や学校の実力テスト、これまでの模擬試験で、
だいたい自分の苦手範囲はわかっていると思います。
ではその苦手範囲、全部やりますか?
全部できますか?
残された時間は限られています。
全部に手を出すと、
結局全部が中途半端で、ほとんど得点に結びつかなかった、
という悲しい結末になりかねません。
あまりにわからなすぎて、
先生に何度教わっても理解できない、
理解したつもりでも、問題を解くと間違える、
といった状態であれば、
その範囲はバッサリ切る勇気も必要でしょう。
ほとんどの受験生にとって、入試は満点を狙う勝負ではありません。
あと少しの頑張りで得点できそうな範囲を、冷静に見つけることです。
上記3点に留意しつつ、健康管理、規則正しい生活を心掛けて、
入試までの2ヶ月を乗り切りましょう!