第1回 定期試験中止! 前期の成績評価は単元テスト導入へ

高校受験

緊急事態宣言は解除になりましたが…

恐れていたことが現実になりました。

塾長
塾長

定期試験中止です!

例年、6月上旬から中旬にかけて実施されていた第1回 定期試験が、今年は休校期間の影響で中止になってしまったのです。

なぜ、中止になることを恐れていたのか?

それは、定期試験がなくなることで…

塾長
塾長

やる気ゼロの生徒が増えるからです!

学校から配布された仮の日程表には、定期試験の替わりに複数回の「単元テスト」を実施する!とあります。

私は、日程をズラしてでも、定期試験を実施してほしかった…

定期試験 実施の目的

千葉市の中学校は前期・後期の2期制なので、定期試験は年間4回あるんですが…

その目的はある時点での生徒の能力を測るためです。

ある時点でのというところがポイントで、試験のときだけ、結果を出せばいいわけです。

普段、あんまり勉強してなかったとしても、試験の直前だけ頑張って、一夜漬けでも点を取ればOK。

試験が終わったら、きれいサッパリ忘れちゃっても、何もお咎めはありません。

勉強嫌いの生徒にとっては実に負担の少ないシステム

年に4回だけ、ちょっと頑張ればいいわけですから。

これが定期試験じゃなくて、「単元テスト」になったら…

単元テスト導入の成功例

もう、イヤな予感しかしませんよ…

私の不安を増幅させているのが、最近話題になった、あの中学校。

定期試験を廃止して単元テスト」を導入したことで飛躍的に学習効果が上がった!と豪語しちゃってる…

はい、皆さんご存知の、千代田区立麹町中学校です。

2014年に赴任した工藤校長の改革が大成功!

ほとんどの生徒が、自主的に学習に取り組むようになったんだそうです。

そりゃね、麹町ですからね…

ちなみに、東京23区の平均年収…

1位が港区で、2位が千代田区。

元々、教育にガッツリお金をかけることができる、裕福な家庭のご子息が多いんです、麹町中は。

ほとんどの親が社会的に「勝ち組」で、そりゃぁ、お子さまたちも優秀でしょう。

そんな、超激レアな中学校の取り組みが成功しました!って言われましても…

千葉じゃ絶対、同じようにはいきません。

単元テスト導入の弊害

千葉だと、どうなっちゃうか?

単元テスト? うぜぇ~!

そんなたくさん、テスト受けてらんないよね!

となって、勉強を放り出す生徒が続出するでしょう。

 

今までは年4回だけ、部活が活動停止になる、ほんの数日だけ勉強していた生徒にとって、毎週のように単元テストがある生活は、まさに地獄。

いいよ別に… ノーベンで。

と、やる気ゼロの生徒が増えます!

 

そもそも、単元テストの趣旨は…

  • 学力の定着を図る
  • 継続的な学習習慣
  • 未達成なら再テスト受験可

など、すべて「やる気のある生徒向け」の発想です。

 

世の中そんなに、勉強好きな生徒ばっかりじゃないですよ…

週イチのペースでテストが繰り返されるってとんでもない管理社会じゃないですか!

勉強嫌いな生徒にとっては、逃げ道を塞がれるような鬼システムです。

千葉に限らず、地方都市では…単元テスト導入で学習効果が上がるとは思えません。

まとめ

定期試験がなくなったとして…

「単元テスト」に合わせてしっかり勉強できるのは、学年の上位1~2割の生徒でしょう。

成績上位層はシステムが変わっても、柔軟に対応するはずです。

一方で、自分の成績を真剣に考えていない生徒は、どんどんやらなくなる。

確実に学力の二極化が起きます。

定期試験の中止は今回だけにして、9月からは通常に戻ることを、切に願います。

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