新型コロナウイルスの影響で学校が【休校】塾としての対応について

個別指導塾

2020年2月28日 午後の時点で、政府は

「休校を要請する」と発表しました。

「命令」「指示」「強制」とまでは言って

ませんので、判断は各自治体で、

ってことなんでしょうが、

千葉市は3月3日から3月16日まで休校

とのことです。

(5月6日まで休校期間延長です)

 

目的が「感染拡大の防止」ですから、

子どもたちが大勢で、

同じ場所に集まるのは好ましくない!

その考えはわかります。

 

「でも、じゃあ塾はどうするの?」

やるの?やらないの?

 

これまでのところ、

塾によって対応はバラバラですが、

休校になる直前の今、

「塾としての対応」について考えてみます。

塾も休みにすべきだ!

「学校が休みなんだから

当然、塾も休みにすべきだ!」

意見としては、わかります。

 

でも、この状況で休みを決断できる塾は

それほど多くないように思います。

約1ヶ月も休みにできる条件としては…

  • 会社組織として大きい
  • 余剰資金がある
  • 従業員に休業補償ができる
  • カリキュラムを変更できる
  • 在宅学習を管理できる

など、多くの条件を

クリアしなければなりません。

株式上場していて、よほど

経営基盤が安定している塾でないと

休みにすることはできないと思います。

 

「学校の休校に合わせて、

塾も休みにします!」

というスタンスが、本当に生徒にとって、

また、塾にとってプラスになるのか?

 

ある意味、塾は「イメージ商売」ですので

「塾が、感染源にはなりませんよ。」

という点では、生徒・保護者に安心感を与え

大きなアピールになるでしょう。

 

カリスマ系予備校講師や、

名前の売れている塾の先生の間では、

どうやら「塾も休みにすべき」

という論調が主流のようです。

塾は休みにしません!

ところが、中学受験 大手の進学塾では、

かなり早い段階で

「授業は 通常通り実施」

と表明しています。

「カリキュラムを動かせない」

ことが一番の理由でしょう。

 

オリジナルバッグにロゴの入った塾では

「授業は休講」

「でも自習室は午前中から開けます」

だそうで…

だったら普通に授業しても同じじゃん!

と思うんですが…。

 

では、中学生が通う塾ではどうか?

各社、ホームページを見ても、

ハッキリと書いてあるところは少ないです。

「あんまり深く、突っ込まないで。」

とでも言いたそうな。

(3月1日の時点では、

複数の塾が休みを発表しています)

 

ただ、何となく…

「これは、やるんだろうなぁ。」

という雰囲気は窺えます。

さりげなく「自習室は開放」

と書いている所もあります。

たぶん「休みにするなら返金しろ!」

というクレーマーを恐れてのことでしょう。

 

個人塾の場合だと、状況はかなり深刻で、

仮に塾を休みにした場合…

  • 授業料収入が減る
  • 返金に応じられない
  • 講師がヒマになる
  • 生徒の学力が下がる
  • 退塾の引き金に…

良いことは、ひとつもありません。

 

急に決まった休校要請です。

何が正しい対応かは、私にもわかりません。

ただ、規模の大小関係なく、

「塾は生徒のために存在しています」

塾を休みにするのか?しないのか?

休みにすることが、本当に感染防止に

つながるのか?

塾としての根幹が問われています。

PHASEの対応

「じゃあ、PHASEはどうするの?」

↓↓↓

「はい、時間を変更して、やります!」

 

こういう時こそ、個人塾の特徴

活かすべきだと考えています。

 

幸い、PHASEは小規模です。

対面授業もありません。

生徒と生徒の座席は

1メートル以上、離れています。

一度に何十人が集まることもありません。

さらに組織の縛りもない、

多くの従業員を抱えているわけでもない、

私一人の判断で、いくらでも

臨機応変に対処することができます。

 

「生徒の安全管理」

「生徒の学力向上」を最優先に、

来週以降も塾運営を継続します。

 

と言いつつ、生徒たちへ…

微熱だったり、咳が出ていたり、

少しでも体調が悪い時は来ちゃダメです!

お願いします。

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