2020年4月1日
新年度の始まりです!
(と言いつつ、2020年は6月1日が始業式になりそうです…)
「春は大学に入学したばかりの新入生が、大量に塾講師デビューします!」
と、毎年言ってます。
ところが今年は、ほとんどの大学で入学式や授業開始が延期に。
大学1年生が講師として授業を始めるのは、夏頃になりそうですね。
それでも、新人の先生が教室に来て、昨年度までと担当が変わる、ということは予想されます。
「新しく来た先生、どんな人なんだろう?」と、最初は興味津々になるもんですが…
中にはいますよ、危険な講師。
こんな先生が担当になったら、すぐに担当を変えてもらうか、別の塾に移った方がいい!というケース…
今回は、「危ない講師」や「危ない塾」を見分けるポイントをご紹介します。
名前の呼び方
講師が生徒の名前を呼ぶとき。
男女問わず姓で「〇〇さん」
これ以外は全部、アウトです!
名前の方で〇〇くん、〇〇さん、〇〇ちゃん…
と言われたら、嫌な思いをする生徒がほとんどでしょう。
ましてや呼び捨てなんて、もう今の時代、セクハラかパワハラ確定です。
やたら触る
軽い挨拶のつもりか、激励なのか…
生徒の肩や背中、時には頭まで、やたら触る講師がいますが、犯罪です。
本人はスキンシップのつもりなんでしょう。
でも塾の中で、スキンシップは1ミリも必要ありません。
欧米じゃないので。
もし講師に身体の一部を触れられたら、その日で塾、辞めるべきです。
お父さん・お兄さん感覚
私がかつて在籍した塾の採用基準は強烈でしたね…
ある取締役が、8教室を統括するエリアマネージャーを名指しして、「〇〇先生は子供が3人いるから採用した」と。
「はい???」
「普段、お父さんをやってるので、立派な塾の先生になれる!」
というのが取締役の採用理由。
ホント、意味不明。
「子供がいるから塾の講師になれる」と言うなら…そこらじゅう塾講師だらけになっちゃいますよ。
前述の、やたら触りまくるのがこのエリアマネージャー。
自分の子供に接するのと同じように、生徒にも接してしまう。
この方と同じように、弟や妹に勉強を教えてるのか?というくらい、馴れ馴れしい若手講師もいます。
どちらも危険、生徒との距離が近すぎます。
服装・持ち物の話題
生徒自身が、自分の服装やカバン、靴などを指差して、自分から話題にする場合はOKですよ。
でも、男性講師の側から「今日の〇〇、いいねぇ~」「かわいいねぇ~」と、もし女子生徒に言ったら…
はい、解雇です。
持ち物ならいいだろうと、生徒の筆箱の中身を話題にする講師もいますが…
生徒が、その筆記用具を本当に気に入って使ってるか?はわかりません。
気に入らない物を、仕方なく使ってるかもしれないんです。
持ち物を話題にするのはアウト。
また、背が高い生徒に「背、高いよね!」と言うのもダメ。
男女問わず、背が高いことをコンプレックスに感じている生徒もいます。
褒めりゃいいってもんじゃ、ないんです。
塾内でのお食事会
全国の大多数の塾を敵に回しそうですが…
合格祝賀会とか、卒業パーティーとかの集まりも、危険がいっぱい。
「え? なんでそれがいけないの?」
「感染の危険性とか、濃厚接触だから?」
いえいえ、違います。
ピザですよ、ピザ。
ちゃんと言い直します、ピッツァです!
祝賀会とかパーティーって、ピッツァに限らず、唐揚げだったりポテトだったり、やたら高カロリーなメニューばかり並びますよね。
「子どもはみんな、ピザや揚げ物が大好き!」なんて思ったら大間違い。
体重や体型を気にして、食べる物を選んでる生徒もいます。
会には出席したいけど、みんなと同じ物を、同じテンションで食べるのが辛い…
という生徒の気持ちも、考えてあげましょうよ。
祝賀会やパーティーは、ドリンクと軽めのお菓子で、手短に。
まとめ
講師と生徒との間で、ハッキリと線引きがされているか?
立場の違いを、お互いが理解し合っているか?
気を引き締めて確かめましょう。
今の時代、家族的な雰囲気を売りにしていたり、仲良しムードが蔓延しているような塾は注意が必要です。