学校が再開され、今週からは6時間授業。
急激な生活リズムの変化と真夏並みの暑さで、体調を崩さないか…心配です。
そして、もうひとつ心配なのが中学1年生の英語!
いきなり、つまずいちゃってる生徒をチラホラ見かけます。
英語を得意にするには、どうしたらいいのか?
答えはひとつ。
英検5級を
受けましょう!
英語が不安になる原因
新学期がスタートしたばかりですが…
教室内を見渡すと、やたら英語だけは自信満々な生徒がいます。
小学生の頃から英語の授業では目立っていて、「オレ英語できるオーラ」を放ちまくってる。
大抵、こういう生徒は幼稚園生の頃から英会話教室に通っていて…
発音もちょっと、本物っぽい感じ。
別に悪いことじゃないんですが…
英会話を習ったことのない生徒にとっては、とっても目障りなんです。
「なに調子こいてんの?」
「お前、そんなにすごいの?」
「カッコつけてんじゃねぇ~!」
完全に、敵意の対象となるわけです。
と同時に、
「あんなにできるヤツがいる…」
「ちょっとヤバイなぁ…」
英会話経験者の余裕っぷりを見ると、自分がとても遅れをとっているような気がして、不安が増してしまうのです。
英会話経験者の実力
ここでひとつ、注意点。
英会話を習ってこなかった人は、実は大きな勘違いをしています。
「英会話の経験者は、みんな英語が出来る!」と思い込んでいませんか?
実際のところ、幼少期から英会話を習ってきた人たちの実力は、
- ガチで勉強してる派
- 雰囲気だけ楽しむ派
の2グループに分かれます。
この2つ、何で判断するか?というと、「英検」です!
「英検5級」や「英検4級」に合格している人は、ガチで勉強派。
知識の積み重ねができてる人たちなので、ちょっとやそっとでは、追いつけません。
でも、「英検?受けたことないよ…」という人もけっこういて、こちらは雰囲気だけ楽しむ派。
日常会話が喋れたりして、一見凄そうに見えますが…
「英語が好き!」ってだけで、テストで点数を取れるタイプではありません。
正しい勉強法で努力を重ねれば、アッという間に追いつけます。
ホントに、本気を出せば1ヶ月で逆転可能です。
で、ガチ勉強派と楽しむ派の比率…
20年以上前は、1:9ぐらいでした。
ほとんどがお遊び、なんちゃって英会話。
ネイティブの先生とジャレ合ってわちゃわちゃやってるだけ。
ところが、小学校で英語が導入された2018年以降は、3:7ぐらいに変わってきています。
高校入試を見据えて、早くから「受験英語」を意識するご家庭が増えていますね。
英語の教科書の問題点
英会話なんて習ったことのない初学者にとっては、教科書が最高の参考書であるべきなんですが…
残念なことに英語は、どの出版社の教科書を見ても「最高の参考書」とは言えません。
冒頭から読み進めていっても「体系的な理解」ができないのです。
多くの生徒が、「対話文の和訳」と「単語の暗記」だけで終わってしまっています。
「この章で、重要なことは何?」と聞いても、対話文の一部を切り取るだけ。
「文法の知識」は、ほとんど答えられません。
改善されることは永遠にないと思われますが…
- 「文法のまとめ」を冒頭に掲載して、
- 例文を5~10、できるだけ多く載せて、
- 最後に活用例として対話文。
という順序にすれば、覚えるポイントが、より明確になります。
参考程度、オマケ程度でいいはずの対話文を最初に持ってきてしまうので、全体がボヤけて、何が重要かわからなくなるのです。
高校生になってから、文法書を読めない生徒が続出する原因…
それは中学校の教科書の、お粗末な作りにあります。
苦手を克服するための目標設定
教科書だけでは、「テストで点数を取る力」は身につきません。
公立高校の入試問題と、英語の教科書を並べて、見比べれば一発です。
教科書は、圧倒的に情報量が不足しています。
そこで中学1年生にオススメする、最も効果的な勉強法。
それが「英検5級」です!
英検5級の出題範囲は「中学初級程度」
単語数も約600語です。
中学1年の内容を理解していれば、ほぼ合格点に届きます。
そして英検5級を勉強する一番のメリットは「知識と得点が直結していること」です。
- どの単語を覚えればいいのか?
- どんな会話を理解すればいいのか?
- 何をすれば点が取れるのか?
これらが目標として、ハッキリ提示されています。
しかも、順序通りに勉強していけば、教科書では足りない文法の知識が身につきます。
もちろん、学校の授業では教科書がベースなんですが…
英検の勉強を柱にすることで、高校生・大学生までつながる英語力の土台を作ることができるのです。