中学受験 転塾のラストチャンス

中学受験

2021年の中学入試まで、あと1年。

5年生にとっては、今まで通ってきた塾にこのまま入試まで通い続けるか?

それとも、より良い環境を求めて塾を変えるか?

この1年間を総括して、思い悩む頃だと思います。

 

そこで今回は、転塾を考えるときのポイントを3つ、取り上げます。

 

不満はあるか? あるとしたら何か?

どんな塾に通わせても、「完璧」はあり得ません。

必ずひとつやふたつ、不満に感じる点があるはずです。

 

その不満の中でも、最も大きい割合を占めるのが、「成績が上がらない」

それも「頑張っているのに、成績が上がらない」というもの。

 

塾には休まず通っているし、宿題もやっている。

それなのに成績が上がらない…

となると、「今の塾、合ってないんじゃないか?」と思い始めるでしょう。

 

「うちの子、毎日頑張ってる!」と、仮に親御さんが思っていたとしても、塾の先生の見方は全く逆で、「あいつ、全然ダメだなぁ~!」と思っていることがあります。

普段の態度だけではわからない「勉強に対する意識」の見え方が、塾と家庭で大幅にズレている、ということが考えられます。

 

そんな時は、迷わず面談を申し込むことです。

「授業中の様子」

「宿題のやり方」

「模擬試験の見直し・復習」

などなど…

具体的な改善策が塾側から提示されるはずです。

 

その上で、やはり塾への不満や不信感が解消されないようなら、転塾…の検討段階です。

 

志望校に合っているか?

塾通いを始めて2年~3年…

スタートが早い子であれば、さらに長い期間、塾に通い続けています。

 

その中で子どもたちは

「自分がだいたい、どのへんのポジションなのか?」

「御三家を狙えるのか?」

「大学の付属なのか?」

周りの受験生と自分を比べながら、子どもなりに色々と考えています。

 

その上でこの時期、改めて志望校を決める必要があるでしょう。

お子さん自身が「御三家は無理だ…」と気付いてしまっているのに、強引に御三家狙いの塾に通わせて、大量の宿題で追い込んだところで、御三家合格は叶いません。

 

厳しい環境に身を置いて、競争の中で揉まれ、鍛えられる、という考えもあるかもしれませんが、志望校が偏差値60以下の学校であればある程度ゆったりした環境で勉強した方が伸びるでしょう。

お子さんの実力・能力を無視して「何が何でも御三家へ!」という考えは、お子さんの人格形成に悪影響です。

 

家庭環境と合っているか?

ご両親が共働きで、なかなか家庭で勉強を見てあげる時間がない!

という状況であれば、授業時間だけでなく、少し遅い時間まで質問を受け付けてくれるような「面倒見のいい塾」が合っているでしょう。

また、3年生や4年生の頃は送り迎えが必要だったとしても、6年生になれば、もう一人で通える!と、状況が変わるかもしれません。

であれば、今までは通学距離が遠くて…と思っていた塾にも通えるようになります。

 

さらに、夏休みや冬休みは日程や時間帯が大幅に変わります。

そのあたりも含め、ご家庭の生活サイクルに合っているか?

大きな負担にならないか?を考えておかなければなりません。

転塾はストレスです

多くの大手進学塾のカリキュラムでは、5年生までにほとんどの範囲を終わらせ、6年生になったら、ひたすら入試対策!となるのが普通です。

6年生になってからの転塾は、カリキュラムの違いによって未習範囲が生じてしまうおそれがあります。

また、塾のレベルを上げる場合、お子さんにとっては、周りは自分より成績上位の子ばかり…

慣れるまでに疲弊してしまいます。

 

塾を変えるのは、お子さんにとっても、親御さんにとっても、とても大きな負担になります。

でも2月、年度の変わり目は転塾のチャンスでもあります。

 

現状を細かく分析し、正しい情報を集め、最適な選択をしてください。

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