夏休みが大幅短縮! 中学生の日常生活と不安材料

高校受験

千葉市の小中学校、今年の夏休みは8/8(土)~8/23(日)と発表されました。

例年より20日以上少なく、約2週間しかありません。

誰も経験したことのない「短すぎる夏休み…」

中学生の日常生活は、不安材料でいっぱいです。

学校のエアコン設置率

昨年2019年度、千葉市にはまだ、エアコンが設置されていない小中学校がいくつかありました。

そのため、猛暑を避けるために夏休みの時期を前倒しして、7/13から夏休み!だったわけですが…

今年になって小学校は2020年3月末、中学校は2020年6月までに、すべての学校にエアコンが設置されました。

朝、学校に着いて、教室に入ってしまえば学習に適した室温になってるとは思いますが…

「感染拡大防止」のために、エアコン全開窓も全開!となる可能性があります。

教室の中にいるのに熱中症…とならなければいいですが。

夏休み前後の部活動

例年、7/20前後に開催されている中学校総合体育大会も、中止が発表されました。

節目となる大会がなくなってしまったことで、3年生の部活引退はいつになるのか?

学校側の発表を待つしかありません。

また、心配なのは1・2年生の練習をやるのか?

環境省が出している「運動に関する指針」によると

35℃以上 … 運動は原則中止

31~35℃ … 厳重警戒 (激しい運動は中止)

28~31℃ … 警戒 (積極的に休憩)

24~28℃ … 注意 (積極的に水分補給)

となっています。

 

ちなみに、2019年7月の平均気温は27.4℃

7/24以降は毎日、31℃を超える猛暑でした。

今年も昨年並みの暑さになることを考えると、屋外・屋内を問わず、部活は無理です、中止です。

塾の夏期講習

幸いなことにPHASEは時間割がありませんので、夏休みの短縮によって、日程やカリキュラムが大幅に変わることはありません。

夏期講習としての日数自体は少なくなりますが、平常通りの通い放題・時間無制限を継続します。

塾によっては、夏のスケジュールをすべて作り直し!となっているところもあると思います。

午前中から午後にかけて、本来やるべき授業時間数が大幅に少なくなるわけですから、特に中3生は今のうちから変更内容の確認を!

 

そして最も大きな影響が出る塾…

それはイベントが大好きな集団指導塾でしょう。

私の友人が勤務する都内の某E社は、毎年7月下旬と8月下旬に、それぞれ5泊6日の合宿を予定しています。

中3生は原則、全員参加のこの合宿…

今年は2回とも開催できそうにありません。

学習計画が遅れることもさることながら、塾にとっては大きな収入源を失うことにもなり、経営的に大ダメージです。

(参考:一人あたり98,000円×2回=196,000円)

 

集団指導塾も個別指導塾も、夏期講習は一番の稼ぎ時。

年間の収益を左右する重要な時期に通常の講習が実施できないとなると、先生方は心中穏やかではいられないでしょう。

今年はボーナス大幅カット!となる塾も増えると思われます。

あんまりカリカリしてると、「何か先生、機嫌悪いな…」と生徒たちに思われてしまうかも。

また成績上位の生徒が通う塾では、8月末までに中学校の範囲をすべて終わらせるのが通常のカリキュラムです。

今年は一日あたりの授業時間数を増やすなどして、強引なスケジュールで押してくるでしょう。

生徒の負担が増えて、精神的にパンクしてしまわないか?

他塾を気にしてる場合じゃないんですが、ちょっと心配です。

まとめ

中学生にとっての夏の不安材料は

  • 学校のエアコンの効き具合
  • 無理な部活動
  • 余裕のない塾の夏期講習

そして日々の外出にも、十分気をつけなければいけません。

8月上旬まで学校があるとなると、登下校だけでも超過酷です。

朝8時の時点で、気温30℃を超えている日が続くかもしれません。

学校に着いても、頭がぼぉ~っとして、授業どころではない生徒が続出しそう。

classでは細めに水分補給をして、爽やかな「夏の日の2020」にしましょう!

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